ACミラン元主将マルディーニが本田圭佑選手について評価『救世主となる実力はない。数年前のミランならメンバーになれない』




ACミランの元主将マルディーニ氏が本田圭佑選手について新創刊の『フットボールチャンネルマガジン01』(5月1日発売)の独占インタビューに答えた。

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パオロ・チェーザレ・マルディーニプロフィール

・所属チーム:元イタリア代表選手セリエAのACミラン
・ポジション:ディフェンダー(サイドバック、センターバック)。

 史上最高の左サイドバックと評され、ミランの象徴とまで呼ばれた選手[2] [3] [4] [5] [6]。 そのサッカー人生の全てをACミランに捧げ、25年間という長きにもわたりミランのバンディエラ(旗手)としてチームを支え続けた。イタリア代表ではFIFAワールドカップ4大会連続出場を果たし、1998年フランス大会、2002年日韓大会では主将も務めた。Wikipedia

 インタビューの内容は本田圭佑選手にとっては痛烈な内容だったが、多くのACミランの10番と苦楽をともにしてきたマルディーニだからこそ語れる歴代10番と本田圭佑選手の違いやレベルについてコメントしている。

 
 元主将マルディーニが語る本田の価値「救世主となる実力はない。数年前のミランならメンバーになれない」 

 Q:現在のミランで10番を背負うのは本田。歴代の10番たちのレベルに彼は到達できるのだろうか。

 A:「率直に言ってそれは無理だと思う。技術だけでなく、いわゆるイメージする領域とでも言うのか、見えている風景がそもそも歴代の10番たちとは違うのだろう。しかしそれは何も本田のせいじゃない。

 あくまでも比べる対象の問題であって、さっき僕が挙げた名(マラドーナやサビチェビッチら)はそのすべてが“サッカー史上屈指”のプレイヤーたちなのだからね。彼らの次元に達することは本田に限らず、誰にとっても至難の業だ。したがって、“到達できるか否か”を問うこと自体が酷なんだと思う。

 本田は実に良い選手ではある。しかしこのレベルのリーグ(セリエA)に辿り着くのが少しばかり遅かったと言うべきなのだろう。もちろんロシアのサッカーそのものには最大限の敬意を払いながらも、しかし高いレベルすなわち欧州屈指のリーグとまでは言えないはずだからね。

 その上で、今現在の本田を評する上で最も留意しなければならないのは、他ならぬミランというクラブ内部が過去30年で最悪とされる混乱に苛まれているという点だよ。もうあと2・3年でも早ければ彼はまったく違った環境下でその才能を発揮できたのではないか。もっとも、2・3年前のミランに彼が入れたかどうかはまた別の話なのだろうが。

 かつてのミランでは、新加入の選手にとって範となる実力者たちが二桁の単位でいた。だからこそ新たに加入してきた彼らはそのベテランたちから有益な助言を必要なときに得ることができていたんだが、残念ながら今はそうではない。

 新たに加入してきた者たちがむしろ“救世主”として見なされ、それこそ今のミランがまさにそうであるように、危機的状況に喘ぐチームを救い出す役を担わなければならない。ところが、その救世主たり得るだけの実力を本田は残念ながら持ち合わせてはいない

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140501-00010001-footballc-socc

 痛烈な批評とも思えたが、悪意は無く、本田圭佑選手への心遣いを感じるインタビューだった。この本田圭佑選手への評価は、長年ACミランACミランの10番と共にプレーしてきたマルディーニ氏の客観的な評価だと思える。ただ、『ミランというクラブ内部が過去30年で最悪とされる混乱に苛まれているという点』といっている様に、ACミランの状況は最悪だ。本田圭佑選手はこの30年に一度のチャンスにめぐり合えた選手の一人とも言える。この逆境を乗り越えてACミランの栄光を取り戻すことができれば、本田圭佑選手の価値は見直されるだろう。

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