【2014ブラジルW杯】日本、コートジボワール戦みどころ




 いよいよ明日に迫ったブラジルW杯の日本代表初戦のコートジボワール戦、日本代表のコンデションはどうだろうか直前の情報をまとめてみた。

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日本の先発布陣はどうなる?「ポジション別コンディションチェック&スタメン予想」

 「センターフォワード

 コートジボワール戦のスタメンが最も予想しにくいポジションだろう。コスタリカ戦で1得点・1アシストと結果を残した柿谷は、続くザンビア戦では不発に。一方、大迫は結果こそ出せていないものの、いずれの試合も前線で基点を作るなど安定したパフォーマンスを見せている。スペースを突きたいのなら柿谷、ポストプレーを求めるなら大迫。その戦略によって、スタメン選びは変わってきそうだ。

 もちろん大久保という選択肢もあるが、あくまでザッケローニ監督は「ジョーカー」というイメージを持っているだろう。前線だけでなく2列目でも使えるユーティリティー性は、試合展開に応じて采配の選択肢を増やしてくれるだけに、ベンチに置いておき、ここぞという場面で投入してくるはずだ。

2列目」

 本田、香川、岡崎の3人で決まりだろう。ただし、本田はザンビア戦で結果こそ出したものの、本調子にはまだほど遠い出来。彼のキープ力は日本の攻撃の生命線と言えるだけに、初戦までにどこまで状態が改善されているかが気になるところだ。

 一方、もうひとりのエースである香川は好調を維持している。「ワールドカップではいろんな欲があると思うけど、それをどう抑えるか。その気持ちのコントロールが勝負なのかなと思う」と語っているように、メンタル面での落ち着きが感じられるのも頼もしい。

 岡崎がキプロス戦からの3試合でノーゴール。アメリカでは発熱し、ザンビア戦では接触プレーで瞼を切るなど、アンラッキーな状況が続いている。とはいえコンディション自体は悪くなく、身体も比較的キレているだけに、さほど心配はいらないだろう。

 大久保の出現で出番が減っている清武と、ザンビア戦でアピールできなかった齋藤は、現状ではコートジボワール戦のピッチに立つのは難しいかもしれない。

ボランチ

 山口のスタメンは確定事項で、残り1枚を3人で争う構図となっている。アメリカ合宿では別メニューが続いていた長谷部は、ブラジル入り後に全体練習に合流。フルメニューをこなしており、本人も「(出場は)監督が決めることだけど、僕はできる準備はしてます」と回復ぶりをアピールしている。ただし、アメリカで実践を積めなかったのは、やはりマイナス要素であり、いきなりコートジボワール戦にスタメン起用するのはリスキーだ。展開によって、途中出場が現実的か。

 遠藤はいまひとつ調子が上がって来ていない。コスタリカ戦でゴールを奪ったものの、ザンビア戦では相手のフィジカルの強さに苦慮し、とりわけ守備時には翻弄されるシーンが目に付いた。また、攻撃でも彼らしいパスワークがあまり見られず、決定的な場面も作れなかった。初戦の会場であるレシフェの暑さを考慮しても、34歳のベテランが90分間プレーするのは酷かもしれない。

 アメリカでアピールしたのは青山だ。コスタリカ戦では指揮官が求める縦パスを積極的に打ち込み、ザンビア戦では出場直後に大久保の決勝点をアシストしている。その積極的なスタイルは日本の攻撃に新たな風を吹き込んだ。ただし、その縦への意識は同時にリスクも招く。ボールを奪われればカウンターの餌食になりやすいだけに、より慎重に戦いたい。

 大事な初戦に青山を選択するのは、ある意味で危険な賭けかもしれない。もし、仮にスターティングリストにその名があったとすれば、それはザッケローニ監督のこの大会に懸ける覚悟の表われだろう。

http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140613-00010005-sdigestw-socc

コートジボワール戦勝利の鍵はカルーとジェルビーニョ封じ

 コートジボワールの攻撃は、トゥーレ・ヤヤはサイドに散らして、全員の意識がサイドに行っている時にゆっくり上がってくるプレーが多い。駆るーとジェルビーニョのサイドの持ち上がりをケアすれば、トゥーレ・ヤヤの上がりも無意味となる。このエリアの攻防で優位に立てれば、コートジボワールが誇るワールドクラスを孤立させ、日本の勝機を高めることにつながる。もちろん両サイドが繰り出すドリブルを単独で食い止めるのは難しいが連携で食い止めたいところだ。

元日本代表監督・トルシエ氏が語る「コートジボワール攻略法」

 日本代表のグループリーグ初戦の相手はコートジボワールだ。個の力に秀でるアフリカの雄に対し、日本はどう戦うべきなのか。元日本代表監督で、かつてはコートジボワールやナイジェリア、南アフリカの代表監督を歴任したアフリカ事情に明るいフィリップ・トルシエ氏に、コートジボワール攻略法を訊いた。

組織の機能性は低いが、「乗せないこと」が重要だ。

コートジボワールは個人でプレーしたがる選手の集団で、組織力や一体感に欠けて「チーム」という感じではない。どの選手も1対1が好きで自分でボールを持ちたがり、自分で突破し、自分で動きたがる。個は強いが気分に左右されやすく、雰囲気が悪ければ機能しない面が強い。国の支援体制がない点も日本とは大きく異なる。

 スロースターターの傾向が強く、大会初戦での対戦は日本に有利だ。逆に言えば、ムードが良ければどんどん攻撃を繰り出してくる。きっかけを与えて自信を持たせ、乗せないことが重要だ。

 攻撃は大別するとふたつある。中盤でボールを奪って2列目のカルー、トゥーレ・ヤヤ、ジェルビーニョの3人に渡し、彼らが個々の判断で攻める。あるいは、CKやFKを含めてロングボールでボニ、ドログバらの頭に合わせるパターンだ。

 カルー、トゥーレ・ヤヤ、ジェルビーニョの3人とドログバは個人技に優れたアタッカーで要注意であることは言うまでもない。だが現在、リーダーとして存在感を放つのは、打開力が高く、マンチェスター・Cでリーグ優勝に貢献したトゥーレ・ヤヤだ。

 そしてカルー、ジェルビーニョを含む2列目の3人と、ドログバの関係は決して良くない。そのため、先発はドログバではなく、空中戦に強く、イングランドで激しいプレーに慣れているボニの可能性が高い。3月のベルギー戦では、ドログバは後半からの出場で良いプレーを見せていたので、ラムシ監督は同じように試合途中で起用してくるだろう。

 一方で控えに厚みがなく、実質的な戦力としては12~14人ほどだ。組織的な機能性が低いので、ボールを持ってもパスの失敗が多い。日本はそこで奪って素早く展開すれば、効果的なカウンターを仕掛けられる。相手の自信を打ち砕いて勝機に結び付けたい。

 参考にしたいのがコンフェデレーションズ・カップでのイタリア戦だ。あの試合、日本は序盤から非常にアグレッシブで強いプレッシャーをかけ続けた。今回も同様に、開始から約20分が重要だ。その時間で試合を決める意気込みで臨み、ボールを奪って素早くサイドに展開する。ショートパスを多用し、左右に振るコンビネーションプレーで相手を攪乱するのが狙いだ。ロングボールは最終ラインで奪われて、前出の3人のカウンター攻撃につなげられるので避けるべきだ。

http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=3791

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