
子供の自転車の練習(補助輪なし)、正しい教え方(指導)、乗り方のコツについて、調べている方も多いのではないでしょうか!?今回は、その具体的な方法について【まとめ】てみました。また、合わせて交通ルール、マナーについてもご紹介させて頂きます。【対象年齢:3歳時~】
補助輪なし(取り外し)は何歳から!?
一般的には、5歳、6歳時では、補助輪無しの自転車に乗れるようになっている子供が多い様です。早い子では、3歳時の後半、4歳時のはじめ頃には、補助輪無しの自転車に乗れている子供もいます。自分の子供の年齢に合わせて、補助輪を外し(なし)の練習をはじめてみてください。
教える(親)の心構え
先ず、自転車の練習を教える親の心構えについて解説させて頂きます。小さな子供は体力的な問題もあり、すぐに乗れるとは限りません。また精神的にも未熟なため、嫌になると、出来ることも出来なくなってしまう場合があります。出来るだけ、気分良く子供に練習させるために、褒めながら根気よく教える(指導)する様に心がけてください。
- 叱ることはしない
- 子供を出来るだけリラックスさせる
- 夏場は水分補給等をさせる
- 冬場は体温調整を管理する
- 時間を管理する
- 交通ルールを理解させてから公道を運転させる
叱ることはしない
子供は、大人に比べ集中力も短く、飽きっぽいので、出来るだけ気長に教えてください。絶対に叱りつける等はやめ、褒めながら指導するように心がけてください。
子供を出来るだけリラックスさせる
子供は自転車で転ぶことに恐怖心があります。また、恐怖心があると、体が緊張しこわばります。従って出来るだけ緊張をほぐし、子供がリラックスできる状態をつくりあげてください。恐怖心を軽減させるために、転んでも痛くない様なヘルメット、防具等の着用をさせ練習する様にしてください。
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夏場は水分補給等をさせる
自転車の練習は、運動量も多くなります。夏場は、脱水症状を避けるため、水分補給を小まめに行う様にしてください。
冬場は体温調整を管理する
冬場については、厚着をさせせず、汗をかく前に上着を脱がせ、体温調節をしてください。また、休憩時間はしっかり保温してください。放置すると風邪を引く原因にもなります。
時間を管理する
自転車の練習は、運動量も多くなるため時間を管理しながら練習するようにしてください。時間の目安は、夏は約25分、冬は30分程度練習したら休憩を取るようにしてください。
交通ルールを理解させてから公道を運転させる
自転車に乗れても、一般公道を走るのは交通ルールを理解できるようになってからにしてください。
準備
- 服装
- 場所
- 自転車の調整
服装
- ヘルメット
- 長そで、長ズボン
- 手袋
自転車の練習では、怪我防止を第一に考えて服装についてはできるだけ、子供の安全を守る様にしてください。夏場でも、長袖、長ズボンを必ず着用する様にしてください。
練習場所
練習場所は、危険な一般公道や駐車場等の車が多く居る場所は避けるようにしてください。
自転車の調整
サドルの調整
サドルにしっかりと座った状態で、両足が地面にしっかりと着く高さに合わせます。
ペダルを外す
練習初期の段階では、先ずペダル無しの状態で操作感覚を養わせます。このため練習をははじめる段階では、ペダルを外しておいてください。
練習
練習は、ステップを踏んで徐々に上達する様にすすめます。全ての練習は、必ず何度か繰り返し、反復的に練習を行う様にしてください。
- スタンドを外す練習
- スタンドを立てる練習
- 自転車をまたぐ練習
- ブレーキの練習
- 自転車を動かす練習
- ペダルでこぐ練習
- 曲がる練習
手本を見せる
先ずは子供に視覚的に教える(指導)するために、大人が実際に練習する方法を実践してみせます。
スタンドを外す練習
左手でハンドルを握り右手でサドルの後ろをつかみスタンドを外す。
スタンドを立てる練習
左手でハンドルを握り右手でサドルの後ろをつかみスタンドを立てる。
自転車をまたぐ練習
自転車の左側に立ち左側から乗る。
ブレーキの練習
ブレーキを握る。少し前に進んでみて実際に止められるかチェックする。
自転車を動かす練習
自転車にまたがり、足を肩幅くらいに開いて体を支える。
自転車をすすめる練習
足で地面を蹴り自転車を前に進める。慣れてきたら足を持ち上げてバランスを取る。目標の距離を決めてバランスを取る方法を繰り返し練習してください。
ペダルでこぐ練習
ペダルをこがせる練習は、足で地面を蹴り、自転車が前に進み出したら、こぎはじめる様にしてください。スタート時にペダルををこごうとすると、力の弱い子供は、バランスを崩す転倒する場合があります。
曲がる練習
曲がる練習は、曲がる方向に目線を向けさせ、体全体で曲がる様にしてください。パイロン等を設置して練習するのがおすすめです。
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交通ルール(マナー)
自転車に乗れるようになってきたら、交通ルール(マナー)を教えます。
自転車に乗る際の装備について
自転車に乗る際のルールとして、ヘルメットの着用は必ず義務付けてください。実際に、自転車事故で最も怪我の多い部位は頭部が64%、ヘルメットを着用していない場合の死亡者数の数は、していない場合に比べ約4倍になっています。(抜粋:平成19~23年の5年間の結果、交通事故総合分析センターのデータ)
ヘルメット着用時の注意点は、転倒した際にヘルメットが外れない様に、顎紐をしっかり固定することが重要です。また、転倒した際に、容易に外れない様なサイズの選定も間違えない様にしてください。
交差点でのルール
自転車を運転していて最も危険な場所は交差点です。交差点では、必ず停止し、左右確認を行い、直進しても大丈夫か必ず確認する様に教えてください。迷ったらと必ず停止し、確認を行わせる様に教えてください。
歩道の使い方
自転車は車のなかま。基本的には車道の左側を通ることが決まりですが、13歳未満、もしくは70歳以上は歩道を通ることができます。また、13歳以上でも、道路標識で認められている歩道であるとき、車道の通行量が非常に多くて危険な場合などには歩道を通ることができます。
しかしながら、歩道では、歩行者が優先。小さな子どもであろうと、スピードを出せば歩行者にとっては危険な存在です。歩道を通るときは車道側に寄って徐行を心がけ、歩行者の邪魔になりそうなら止まる様に教えてください。
また、13歳になるタイミングで、歩道はあくまで歩行者が優先、車道では左側通行というルールを今一度確認するようにしてください。
横断歩道の渡り方
横断歩道を渡るときは、自転車マークが描かれた道を通ります。自転車マークがない場合は、歩行者と同じところを渡りますが、歩行者に迷惑がかかりそうな時には、自転車から降りて、押してわたる様に指導してください。
道路(交通)標識の見方
自転車の運転に必要になる道路(交通)標識について解説させて頂きます。
一時停止
必ず一時停止して左右(周囲)の安全を確認します。
一方通行
自転車も逆行できません(自転車を除く補助標識がある場合を除く)
自転車横断帯
自転車が横断するときに通る場所です。
自転車及び歩行者専用
歩行者と自転車だけが通行できる専用道路です。
自転車通行止め
自転車の通行を禁止します。
車輌通行止め
自転車を含む全ての車両の通行を禁止します。
徐行
直ちに止まれる速度で走行すること(自転車も例外ではありません)
進入禁止
自転車も進入でいません(自転車を除く補助標識がある場合を除く)
自転車及び歩行者専用
歩行者と自転車だけが通行できる専用道路です。
まとめ
いかがでしたか!?補助輪を外した自転車の練習方法の教え方(指導方法)、具体的な乗り方、交通ルール(マナー)等、自転車に乗るために必要な知識に付いて、ご紹介させて頂きました。是非、ご活用して頂ければと思います。

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