フジテレビが『ひとり負け』その原因とは?




 在京民放キー局5社の2014年3月期決算で、フジテレビが「ひとり負け」となった。1社だけ大幅減益となったのだ。主力の放送事業で、ヒット番組に恵まれない。バラエティーでは長寿番組「笑っていいとも!」終了後の新番組が低視聴率で、ニュースになるほどだ。こうした状況で、1か月後に開かれる株主総会では、株主が経営陣に「ある要求」を突き付けるとの報道もある。

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■「バイキング」視聴率2%、「月9ドラマ」も低調

 フジ・メディア・ホールディングスが2014年5月15日に発表した2013年度決算を見ると、連結最終利益は前年度比44.8%減の172億8200万円と大きく落ち込んだ。フジテレビ単体でも同34.7%減と厳しい結果だ。広告収入のマイナスが原因だという。事業単位別では、フジテレビとニッポン放送、BSフジを合わせた「放送」の売上高が前年度比1.5%減、営業利益は同28.3%減とこれまた大きく減らしている。グループの屋台骨を支える事業だけに、影響は少なくないだろう。それでも2014年度は放送事業の営業利益が前年度比21億円プラスと強気な予想。フジテレビは「堅調な広告需要が見込まれる」という。

 だが足元を見ると、決して楽観視できる状態ではなさそうだ。最近話題なのが、「笑っていいとも!」の終了を受けて始まった「バイキング」の不人気ぶり。4月25日の視聴率は2.1%を記録した。また「笑っていいとも!増刊号」を放送していた日曜朝10時の枠は、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんがコメンテーターを務める「ワイドナショー」を持ってきたが、これも視聴率が5%を切る低空飛行となっている。5月19日付「NEWSポストセブン」は、この視聴率の低さが、日曜正午スタートの番組「ウチくる!? 」にも伝染しており、番組編成に一貫性が見られないのが原因と指摘した。

 ドラマも伸び悩む。看板の「月9ドラマ」は、現在放送中の「極悪がんぼ」が10%をたびたび割り込んでいる。ほかの曜日も、高視聴率をキープしている「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)などと比べると話題性は乏しい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000004-jct-soci&p=2

 この広告収入減少による収益減少はフジテレビだけの話なのだろうか?私はそうは思わない。それは、メディア自体が変わってきているからだと思う。インターネットの発達により、メディアが多様化している。特にこのインターネットの発達がテレビ業界に与える影響は大きいと思う。

 Youtubeをはじめとする個人が情報発信可能な媒体の出現により、大手テレビ会社の収益減少は間違いなく起こるだろう。この個人が可能なメディアに広告主が広告費を支払うようになってきている。

Youtuber(ユーチューバー)企業の関心高まる《Youtubeで一攫千金》

 このように、富の分配がテレビからインターネットに移り変わりつつあるのだ。ネット先進国のアメリカではネットがテレビを抜いた。これは日本でも必ず起きる近未来の出来事だ。ビジネスに勝つには柔軟に市場の変化に追従する必要がある。テレビ局のような大手メディアにとっては試練だが、ユーチューバー(Youtuber)のような個人にとってはチャンスの時代となった訳だ。

米国の広告売上高、ネットがテレビ抜く 日本ではいつそんな時代が到来するのか

米国の広告市場で、インターネット広告の年間売上高がテレビを初めて上回り、主要メディアの中でトップに立ったとの調査結果が発表された。
日本では、テレビが他のメディアを圧倒する。だがネット広告も、スマートフォン(スマホ)の急速な普及を追い風に年々首位に迫りつつある。

http://www.j-cast.com/2014/04/14202119.html

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