ライン(Line)のアカウント乗っ取りで友人にWEB MONEYを請求!対策と対処は?
先週、突然友人から私のライン(Line)に、
『何してますか?』
『忙しいですか?』
『手伝ってもらっていいですか?』
といきなりメッセージが来た。
自分のライン(Line)アカウントの友人からこんなメッセージがきたらどうしますか?何のことか分からなかったので、
『僕でいいですか』
と返信すると、
『近くのコンビニエンスストアでwebmoneyのプリペードカードを買うのを手伝ってもらえますか?』
『10000点のカードを3枚買ってください?』
『よろしければ、すぐ買っていただきたいです?』
と返信が来ました。
そこで私は、
『いいですけど、少し待ってください、飯食うので…』
と返信しました。
その後、
『買った後に番号の写真を撮って送ってください。』
との事、
ここで私は、コンビに行くのもめんどくさいし、ネットで買えないかとネットを調べてみると、ネット購入が可能だったので、ネットで買おうと申し込み手続きをしました。ただ、なぜこんな事を僕にさせるのか?という疑問が沸いてきました。そこで、
『よく分からないんですが、webmoneyと言えばコンビにで買えるんでしょうか?』
と質問をしたところ、
『ポイソトカードについては直接つソユビニ行て店員さんに聞いたら、教ぇてくれると思いますけど』
『よろしいですか?』
ん?何か日本語がおかしい『ポイソトカード』『直接つ』『教ぇ』など日本語がおかしい…どうしたものか…その後質問をすると、
『そうです』
『そうです』
と機械のような返信しかこない。
それでも私は、何か仕事にでも使うのだろうと思いながらも、webmoneyの購入を勧めていました。その時、ちょうど共通の友人からライン(Line)で連絡が来たので、○○さんから、いまライン(Line)で連絡がきてwebmoneyを買ってくれと依頼されてると伝えたところ、その友人にも同様のメッセージが来てるとの事でした。
確認すると文章も同じだし、何か怪しい…
しかもこの友人、現在海外暮らし。そのwebmoneyを要求している友人も、その海外暮らしのことは知っているのに、コンビニで買ってくださいとはいよいよ怪しい。この段階で、私は、購入手続きを途中で止め、その友人とどうするか考えることにしました。
その友人はその状況を見て『これ乗っ取りだよ』
私は『えっ?』確かに…
危うく騙されるところだった。
友人によると、
『多分これはロボットで自動にやってるよ』
との事。その間も、
『買いましたか?』
『が買ってくれましたか?』
『よろしければ、すぐ買っていただきたいです?』
間違った文章と、なぜか依頼してるのに疑問文。多分日本人じゃないのだろう…
その後、友人がプログラムなので、想定されてない質問が来ると、プログラムが判断できないから、
『ちょっと実験してみよう!』
ということで、友人が、
『ロシア語でいいですか?』
と質問してみると、
回答がない…
私も、
『英語でいいですか?』
と質問したところ、返信がない…
この時まだ”既読”になった。
最後に、
『通報!』
と返信すると、それ以来メッセージがなくなり、既読にもならなくなった。
やっぱりロボットだったか…
巷でライン(Line)のアカウントが乗っ取られるという話は聞いていたが、まさか自分の友人が乗っ取られるとは、思っても見なかった。遠くの火事だと思っていたことがすぐ近くで起こってしまったのだ。実際に、自分が体験してみると騙される人がいるのも分かる気がする。なにしろ、自分の信頼できる友人からの依頼を装っているため、少々おかしな内容だと思っても、『対応してあげよう』という心理になる。新手の『おれおれ詐欺』のようなイメージだ。知ってれば対応できるが、突如、こんなメッセージが来ると戸惑うものである。実際に私も騙されそうになった。
このライン(Line)のアカウント乗っ取りwebmoneyを買わせて番号を聞き出しその番号を使って換金できるのだろう。この犯人は、webmoneyの回し者なのだろうか?それともwebmoneyの審査が甘いところを狙っているのか詳細については分からない。また、その友人がなぜアカウントを乗っ取られたかもわからない。また、その友人はi-phoneを使用している。Androidであればセキュリティーの甘さからアカウントが乗っ取られる可能性も高いのだが、現状のところ原因については分かっていない。
最後に対策と対処法ですが、もし上記のようなメッセージが来たあら、とりあえず『無視』すればいいと思います。アカウント乗っ取についての対策と対処は、現状のところむやみにアプリなどをインストールしないこと。一説には、他のサービスで使っているパスワードとライン(Line)のパスワードが一致しているとパスワードが乗っ取られやすいという事例もあるようです。従って、定期的にパスワードの変更をすることと、他のサービスと同じパスワードにしないようにするというのが対策のようです。
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