「明治日本の産業革命遺産」世界遺産登録 各メディアの表現比較




「明治日本の産業革命遺産」世界遺産登録されました。

ドイツ・ボン開催のユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の世界遺産委員会は、日本時間2015年7月5日夜に、「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県、23資産)の世界文化遺産への登録を21委員国の全会一致で決定。2015年7月8日に正式登録されます。

軍艦島-明治日本の産業革命遺産
「産業革命遺産」の世界遺産登録を巡って、徴用工、強制労働について韓国と対立がありました。登録決定後の日本の各メディアはどのように報じているのでしょうか?

各メディアの「強制労働」の記載

インターネットの配信の記事を抜粋して比較してみました。

読売新聞

明治の産業革命、世界遺産に…日本は韓国に譲歩
2015年07月06日 01時55分

「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県、23資産)の世界文化遺産への登録を、韓国も含む21委員国の全会一致で決定した。

「産業革命遺産」の審議は当初4日に予定されていたが、審議での発言内容などを巡り日韓の対立が続いたため、1日遅れで行われた。日韓は5日の審議直前に合意に達した。

 合意に沿い、日本代表団は登録決定後、構成資産の一部について、「1940年代に、意思に反して連れて来られ、厳しい環境で労働を強いられた」朝鮮半島出身者が多く存在したことへの理解を深めるための措置を講じる方針を表明。「被害者を記憶にとどめるため」の情報センターの設置を検討するとも述べた。日本側が事実上、譲歩した形だ。

 一方、韓国代表団は「日本が誠意をもって実施すると信じる」と述べた。

 「産業革命遺産」を巡って、韓国は5月、強制労働に関わったと主張する7施設の登録反対を表明した。6月の日韓外相会談では、両国が登録に向け協力する方針を確認した。しかし、韓国は世界遺産委員会で、構成資産の一部で「朝鮮半島出身者に対する強制労働」があったことを決議文や発言で明示するよう日本側に要求日本側は「強制労働とは呼べない」などと反論し、調整が難航した。

引用元:http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150705-OYT1T50086.html

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朝日新聞

明治の産業遺産の登録決定 「徴用工」表現、日韓が合意
2015年7月6日00時54分

一部の炭鉱などで植民地時代に朝鮮半島出身者が動員された「徴用工」の説明をめぐって日韓が対立していたが、合意にこぎつけた。

審議では、日韓それぞれが英語で発言。日本側は徴用工について、1940年代に「その意思に反して(against their will)」一部資産に連れて来られ、「厳しい環境で働かされた(forced to work under harsh conditions)」と言及。「犠牲者を記憶にとどめるために適切な措置を説明戦略に盛り込む」と表明した。

 韓国側は日本側の発言を引用し、日本が表明した措置を「誠意を持って実行する」ことを信じて全会一致に加わったと述べた。

 関係者によると、当初、韓国側の発言案には「強制労働」とあった。不法性を示す表現であるため日本側は、韓国での損害賠償請求訴訟など元徴用工をめぐる動きに悪影響を及ぼす恐れがあると反発。調整の結果、韓国側が発言案を修正し、双方の立場を守る表現内容で折り合った

 登録が決まった後、岸田文雄外相は記者団に「徴用を含め日韓間の財産請求権の問題は(65年の請求権協定で)完全かつ最終的に解決済み」と日本の立場を述べた

引用元:http://www.asahi.com/articles/ASH755FLLH75UHBI011.html

毎日新聞

世界遺産:「徴用政策」日本が措置言及 韓国が期待表明
2015年07月06日 00時24分(最終07月06日 06時48分)

「明治日本の産業革命遺産」を審議し、登録することを決定した。韓国側の「戦時中、朝鮮人が強制徴用された施設がある」との主張を巡り日韓の協議が続けられてきた結果、日本側が徴用について「意思に反して連れてこられ、働かされた」などと発言、韓国が評価し、決着した

佐藤地(くに)ユネスコ日本代表部大使は決定直後、「日本は、1940年代に幾つかの施設で、その意思に反して連れてこられ、厳しい環境の下で働かされた多くの朝鮮半島出身者などがいたこと、第二次世界大戦中に日本政府としても徴用政策を実施していたことを理解できる措置を講じる」と発言。情報センターの設立を計画していることを明らかにした。これに対し、韓国側は「日本が全ての措置を履行することを期待する」と述べ、日本への支持を表明した。

 審議は当初、4日に予定されていたが、意見陳述の内容などを巡り日本と韓国の間で調整がつかず、新規案件の審議期間の最終日である5日に延期された。日韓両国は6月21日の日韓外相会談で互いの推薦案件の登録に向け相互協力することで合意していたが、徴用をどう説明するかは詰めておらず、調整が続いていた。

 登録決定を受け、岸田文雄外相は外務省で記者団に「登録を確実にするためぎりぎりの調整を行ってきた。誠に喜ばしく、祝意を表したい」と語った。韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相はソウル市内で記者会見し、「両国が激しい対立を避け、対話を通じて問題を解決できた」と強調した

 韓国政府は戦時中、産業革命遺産の23施設のうち7施設に朝鮮半島出身者約5万8000人が送られ、働かされたと主張。施設に関する説明で、徴用に言及することなどを求めていた。一方、日本は「1850年代から1910年までが遺産の対象年代で、時代が異なる」と反論し、日韓外相会談まで主張は平行線をたどっていた。

引用元:http://mainichi.jp/select/news/20150706k0000m030101000c.html

日本経済新聞 電子版

「強制徴用」、日韓玉虫色の決着 世界遺産登録
2015/7/5 23:14

 「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録が決まり、日韓両国の関係改善を示す一歩となった。薄氷の決着に双方から安堵の声が広がったが、登録が決まった施設の一部で植民地時代に朝鮮半島出身者の「強制徴用」があったかどうかは玉虫色の表現といえる。両国間にある歴史問題という壁の存在を改めて浮き彫りにした。

引用元:http://mainichi.jp/select/news/20150706k0000m030101000c.html

一言

日本は『強制労働』を認めた形となり世界に発信してしまった。韓国に上手くノセられてしまった印象が強い。

徴用工問題は1965年に日韓請求権協定で完全に解決済みとなっているが、2012年になり元徴用工や遺族が日本企業を相手に個人的に訴訟し、韓国の最高裁判所が原告の請求権を認める判決をしている。韓国はこんな国、約束を破るいい加減ななんだと思わされる行動です。

この問題に加担したかたちになってしまっていないか心配です。

日本国民の私としては、韓国へ対する嫌な気持が今一層深まっている。

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