《ピーチ航空機》那覇で対地接近警報作動、機長「管制官から降下の指示が出たと勘違いした」




28日格安航空会社のピーチ航空(ピーチ・アビエーション)の航空機が那覇空港へ着陸しようとした際、対地接近警報装置が作動して緊急に機首を上げる回避操作を取り、着陸をやり直していたことが分かった。29日に国土交通省が発表した。乗客乗員計59人はいずれも無事で、機体の損傷もなかった。国土交通省は事故につながる恐れがある重大インシデントに該当すると判断。運輸安全委員会はピーチ社が拠点を置く関西空港航空事故調査官3人を派遣する。

358

那覇空港への着陸機は通常、約5キロ手前で高度約300メートルから降下を始めるが、同機は約10キロ手前から降下を開始、車輪を下ろし着陸体勢に入っていた。

これについて、ピーチ航空の機長は、
「管制官から降下の指示が出たと勘違いした」
とし、着陸時に過度に高度を下げていたことが分かった。

国土交通省担当者は
「回避できたから良かったが、海面に激突する恐れもある危険な状況だった。あってはならない事態」と話した。

ピーチ機で対地接近警報作動 「勘違い」と機長、那覇

28日に那覇空港に着陸しようとした格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの石垣発那覇行きエアバスA320―200型が、空港の北約7キロで海上約75メートルまで降下、対地接近警報装置が作動して緊急に機首を上げる回避操作を取り、着陸をやり直していたことが分かった。国土交通省が29日、発表。乗客乗員計59人は無事で、機体の損傷もなかった。

 国土交通省とピーチ社によると、アルゼンチン国籍の男性機長(45)が操縦。機長は「管制官から降下の指示が出たと勘違いした」と説明しているという。当時は雨で視界が悪かったとみられる。

http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014042901001688.html

▼航空業界で使用される場合のインシデントの意味
インシデント(incident)という単語には「事件」「出来事」「ハプニング」といった意味があります。航空事故や医療事故の分野などで使われている用語で、いずれもアクシデント(事故)にはならないが、「重大な事故につながる可能性がある出来事」のことを指しています。インシデントが起こったとき、「インシデントが発生した」という言い方をします。どのくらいの程度からインシデントと呼ぶかという、明確な定義はありません。

格安航空会社ピーチが機長不足で大量欠航

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは4月24日、5月19日から10月25日までの間、最大2088便が欠航する恐れがあると発表している。

▼欠航の理由について
ピーチ航空は、欠航の原因について、

「病欠する機長が要員計画上の想定を超えて発生し予定した新規の機長の確保が当初見通しを下回ったため」

とコメントしている。

欠航が決まったのは、関空と札幌、仙台、松山、福岡、鹿児島、那覇、ソウル、香港を結ぶ路線で、乗客約1万6000人に影響する。すでに航空券を購入済みの客に対しては、他の便に振り替え、もしくは払い戻しの対応を取る。運航中止による減収は30億円に上る見通し。

また、井上慎一最高経営責任者(CEO)は

「このような事態が2度と起こらないよう、今後は余裕をもった採用と運航の計画を立てたい」と謝罪した。

ピーチ機の今回のインシデントとの因果関係は?

先日、ピーチ航空は、機長不足が今後の課題としており、ピーチは機長の補充を急ぐが、広報担当は

「外国人の機長を採用したり、副操縦士を機長へ昇格させたりして、欠員状態を克服したい」と話している。

格安航空会社ピーチの搭乗者、累計500万人に 機長不足が今後の課題
関西空港を拠点とする格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションは28日、開業約2年2カ月で搭乗者数が累計500万人に達したと発表した。ピーチは今年夏ごろの到達を見込んでいたが、便数や就航先を増やしたことが寄与し目標を前倒しできた。

 ただ、ピーチは病欠などによる機長不足が深刻なことから、今後欠航が相次ぐと見込まれる。2016年度には年間600万人の搭乗者を目指しているが、達成には不透明感も出ている。

 今回のインシデントとは関係ないようだが、広報担当は、「外国人の機長を採用したり、副操縦士を機長へ昇格させたりして、欠員状態を克服したい」と話している通り、人員不足に苦慮している様子だ。ただ、このコメントのように副操縦士の昇格など簡単にできるのだろうか?結果を急ぐあまり安全性をないがしろにしてはいないだろうか?いささか不安の残るところである。

ただピーチ航空などの格安航空会社LCC)の努力も認めたい、コストを限界まで切り詰めることで顧客への格安サービスを提供している。今まで飛行機で旅行に行けなかった人も旅行できる様になったのもこうした格安航空会社LCC)の努力のおかげでもある。

「パイロット」の人材不足が止まらない理由

 パイロット不足が懸念される理由は大きく2つある。その1つは、2030年ごろに起きるとされるベテラン機長の一斉退職。これについては2007年ごろから国交省が指摘していた。 

 現在、パイロットの中でも機長を務める層はベテランの50代が中心になっており、十数年以内に定年退職を迎えることはほぼ間違いない。しかし20~40代は訓練生や副機長を務める人が多数であり、機長のポジションが空席になってしまうと見られている。

 ピーチ航空のうようなLCC(格安航空会社)では、大手の航空会社に比パイロットの賃金も安く、人材の確保が難しいようだ。

スポンサードリンク(PC)





関連記事

スポンサードリンク(PC)
AUSDOM M04S Buletoothヘッドホン キャンペーン





ニュース, 国内」の人気記事

このページの先頭へ