『アナと雪の女王』のサントラ大ヒットの原因を分析




アナと雪の女王』のサントラが大ヒットしているという。とくにイディナ・メンゼルが歌う劇中歌「レット・イット・ゴー」はもとより、日本語版で、松たか子とMay J.が歌う「レット・イット・ゴー~ありのままで~」もブレイク中だ。

▼イディナ・メンゼル
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May J. / Let It Go ~ありのままで~ [Heartful ver.](カヴァーAL『Heartful Song Covers』より)

なぜ「レット・イット・ゴー」が日本で大ブレイクしているのか?

■1つ目のポイント「マイナー調で始まるピアノイントロ

「このマイナー調のイントロが、日本人の好む「侘び・寂び」の演出にぴったりとハマります。メジャー(長調)のメロディーは、ポジティブで明るいイメージに限定されますが、マイナー(短調)のメロディーは、悲しみ、孤独、情念、情熱などのせつなさを演出できます。つまり、感情の振れ幅を表現することができるのです」(亀田氏)

 たとえば、映画『タイタニック』のテーマ、セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」なども同じ。マイナーのメロディーは、1曲を通してドラマティックな展開を作ることができるのだという。

■2つ目のポイント「予想がつかないサウンドの展開
「アレンジは日米共通で、ミュージカル風のやや大げさなメロディーにオーケストラ楽器が次々に重なってくるサウンドは、街で耳にするポップチャートの音楽の中では珍しいと思います。J-POPとも洋楽とも違った雰囲気を持っていて、予想がつかない展開にワクワクするのは、音楽も映画も同じなんですね」(亀田氏)

 さらに亀田氏いわく、「ミュージカル映画向けに作られた楽曲ということが、どの時代の曲と並べても埋もれない個性を与えています」という。

■3つ目のポイント「サビの“あ”と“ま”の音の広がり

「日本語版の訳詞にもヒットのポイントがあります。まずは、サビの入り口の1フレーズの秘密。試しにサビのメロディーを歌ってみると、いつもより自分の声がよく通り、響くことに驚くでしょう。「じつは「あ」と「ま」のところで、ア行の母音が、声に広がりと力強さを与えているのです」

 聴く人には優しい印象を与えることができ、歌う人には力強い響きを体感できるのが、ありのままという言葉なのだという。松たか子の透明感のあるまっすぐな歌声がパワフルに感じ、数々のカバー曲で魅せるMay J.のR&Bベースのしなやかな歌声がダイナミックに聴こえるのも、このサビに使われている言葉の響きに秘密があるのだ。

 「レット・イット・ゴー」が日本でもブレイクした背景には、こうした日本人の心をくすぐるポイントも盛り込まれている。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140425-00000348-oriconbiz-ent

大ヒットの『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』は空前の大ヒット!

アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』は4/28付アルバムチャートで、6週連続TOP10入りしており、サントラアルバムによる連続TOP10入り記録を、98年の『タイタニック』(13週)以来となる「6週」としている。5月3日にはいよいよ、松たか子バージョンが収録された『アナと雪の女王 サウンド・トラック―デラックス・エディション―』が発売されるため、ますます盛り上がりが期待できそうだ。(ORIGINAL CONFIDENCE 14年4月28日号掲載)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140425-00000348-oriconbiz-ent

 同作サウンドトラックは、全米でビヨンセなどの名だたるアーティストを抑えて全米ビルボード総合1位に輝き、世界中で390万枚以上のセールスを記録。日本では、19日から声優を務めた松たか子神田沙也加ピエール瀧が歌う日本版サウンドトラックもデジタルアルバムで配信開始された。

アナと雪の女王』雪だるま・オラフの歌唱シーンをWEB公開 ピエール瀧の貴重な歌声も

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